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ポッカサッポロ 富良野ラベンダーティー Presents YUI MAKINO LIVE『WILL you play with me?』 1日目 感想

ポッカサッポロ 富良野ラベンダーティー Presents YUI MAKINO LIVE『WILL you play with me?』 1日目に参加しましたので感想を。

この公演の感想を書くにあたって触れないでいるわけにはいかないのが、去年の7月に、奇しくも同じくAiia 2.5 Theater Tokyoにて行われたYui Makino Live『Reset&Happiness』追加公演。『Reset&Happiness』の追加公演では牧野由依さんの声が枯れてまったく出なくなるということがあり、その姿を目の当たりにした人にとってはこの公演は本当に特別なものだったと思います。それはおそらく牧野由依さん本人も同様で、多分牧野由依さんも客側もリベンジ公演としての意識は確実にあったなあと思いました。以下セトリに沿って感想を。

 

セットリスト

01 song for you
02 ウィークエンド・ランデヴー
03 お願いジュンブライト
04 星に願うなら
05 スピラーレ
06 アルメリア
07 横顔(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ)
08 What A Beautiful World(ピアノオンリー)
09 モーツァルト ソナチネ 第一番 第一楽章&大四楽章(ピアノ連弾)
10 ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第二番(ピアノ連弾)
11 Reset
12 もどかしい世界の上で
13 アムリタ
14 secret melody
ダンスパート
15 Colors of Happiness―Rainbow Mix―
16 囁きは“Crescendo”
17 ワールドツアー
18 ハウリング

アンコール
19 Cluster
20 それはきっとボクらしく生きる勇気

 

感想

01 song for you
1曲目から普通に号泣してました。この曲は喉を痛めたあとに出たミニアルバム「WILL」に収録された曲なんですけど、「WILL」というミニアルバムは喉を痛めたステージの光景とそのあとの牧野由依さんの想いが大いに詰め込まれた1枚になっていて、この曲は特に「ステージで歌いたい。みんなに声を届けたい」という想いに溢れた曲となっていて、そんな曲が復活のステージで、それも喉を痛めた場所で、1曲目に来るなんて感情が壊れてどうしようもなかったです。

02 ウィークエンド・ランデヴー
最高の週末はこの曲から始まる。

03 お願いジュンブライト
なんかめちゃくちゃ久々に聞いた気がしますね。僕の印象だと客層かなり変わってきてると思うんですけど、サビの振り付け何も言わなくてもみんなできててびっくりしました。

04 星に願うなら
「星に願うなら 指差そう」で上指指すのがたまらない。

05 スピラーレ
伸びやかな牧野由依さんの歌声が刺さりすぎて完全にボロボロ泣いてました。まあARIAから牧野由依さんの歌を知った僕としてはそれでなくても泣いてしまうんですけど、この曲で牧野由依さんは完全復活できたんだなと思うことができて本当にヤバかったです。

06 アルメリア
この曲は海をイメージした歌なんですけど、青い照明で海を創り出す使い方とさざなみのSEが本当に良くて最高…となってました。

07 横顔(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ)
ARIAが好きな人間が横顔に耐えられるわけもなくやっぱり泣いてました。グランドピアノ・ヴァイオリン・チェロのシンプルな3人編成が牧野由依さんの歌声を引き算の原理で強調していてめちゃくちゃ良い。

08 What A Beautiful World(ピアノオンリー)
この曲は去年のライブの弾き語りコーナーで喉の調子が悪くて泣く泣く削られた1曲。そして「WILL」に―Studio Live Version―として弾き語りverが収録された曲。そんな曲が「リベンジさせてください」ってMCのあとにやられたら普通に泣くでしょ。

09 モーツァルト ソナチネ 第一番 第一楽章&第四楽章(ピアノ連弾)
ここからはピアノ連弾コーナー。相方はいつもの菅原梨乃さん。モーツァルトソナチネ第四楽章はいきなり黄金伝説とかでもよく使われてたのでわりかし馴染みやすいセレクトですね。

10 ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第二番(ピアノ連弾)
ラフマニノフピアノ協奏曲は初めて聞きましたけど、ラフマニノフがこれを作る1曲前ボロクソに叩かれてスランプになり、カウンセリングされながら作曲したって逸話を話してくれてなるほどなって思う曲調でしたね。相変わらず連弾の時は顔が本気になってて凄く良いものが見られるなあと。

11 Reset
やっぱりこの曲は生バンで真価を発揮するなあ。ドラムとベースの低音部隊が本当に最高でしたね。グランドピアノの音がところどころ主張してくるのも本当に良い。

12 もどかしい世界の上で
この曲は個人的に本当に好きなのでイントロ流れた瞬間思わず天を仰いでその後は普通にずっと泣いてました。

13 アムリタ
いやいや、いくらなんでもこの流れでアムリタが来るのは本当に耐えられない。曲自体生歌聞くたびに泣いてるし、グランドピアノを弾いてる牧野由依さんを囲うように照らしていた照明も相まって涙が止まらなくなってました。

14 secret melody
この曲の生バン音源100万円までなら払える。原曲も凄く圧力があって良いんですけど、生バンverはドラムの激しさと牧野由依さんのめちゃくちゃ力強い歌声が相まって呼吸ができなくなるくらい音にのめり込まされる感覚がするんですよ。この曲で呼吸できなくなって死ぬなら本望とまで思わせられる1曲でした。

ダンスパート

15 Colors of Happiness―Rainbow Mix―
ここからはスタンディングゾーン。ダンスパートでダンサーがスタンディングを煽ってたのが去年の二日間を活かしてて流石だなと思いました。エレクトロミックスが本当に良い。

16 囁きは“Crescendo”
スタンディング曲といえば囁きは“Crescendo”みたいなところありますね。無限にダンサーのフリコピがしたくなる。

17 ワールドツアー
「世界にSay Hello!」の掛け声がこんなに楽しいと思ったのは初めてかな。なんか今日は本当に客側の空気が良くてそれにあてられた感がありましたね。

18 ハウリング
音源で聞いた時はそこそこって感じだったけど、生バンで聞いたらめっちゃ良いやん!ってなりました。「響き合って 奏で合って 高め合おう」の合唱みんなやってて、牧野由依さんが満面の笑みで嬉しそうにしてて、なんかこっちまで嬉しくなりました。

アンコール
19 Cluster
アンコールもスタンディング。今までこの曲が盛り上がり枠みたいな感じになってたのちょっと謎だったんですけど、スタンディングで手を上に指すのは楽しくてやっぱり盛り上がるところは立ってなんぼだなと思いました。

20 それはきっとボクらしく生きる勇気
この曲が始まる前のMCで去年の一件に触れてたんですけど、「この曲を聞いた時、去年の私を重ねる部分もあると思うんですけど、今日は『これから何かを頑張る人の応援歌』としてこの曲を歌いたいと思います」みたいなことを仰っていて、やっぱり牧野由依さんには敵わないなあと思って泣きながら聞いてました。途中牧野由依さんの歌声が潤んで、「泣きたい時は 空を見上げて 涙がこぼれないように」って歌詞がきて、思わず僕も天井を見上げてたものの結局涙は止まらなかったです。

 

総じて一つ一つのクオリティが高い素晴らしいライブだったんですけど、本編中あまりにも泣きまくっていたし、牧野由依さんの声がまた出なくなっていったらどうしようみたいな不安もあって、公演が終わった後は感情が整理できなくて普通に放心状態と化していました。なんなら駅まで歩く道は普通にフラフラしてたくらいです。ひとまず初日はパーフェクトなものを魅せてもらいましたが、二日目もあるのでそれを最後まで無事に見届けられたら安心できるのかなあと思います。