2019年 楽曲 10選
感情至上主義。
番外編はこちら
条件
・2019年1月~2019年12月発売
・1アーティスト1曲
・1コンテンツ1曲
【曲一覧】
- Future Is Now! / スフィア
- Returns / Poppin'Party (愛美, 大塚紗英, 西本りみ, 大橋彩香, 伊藤彩沙)
- secret melody [UPDATE] / 牧野由依
- キミイロ / 堀江由衣
- スパイシー♪ホット*ケーキ!!! / NonSugar (田中美海, 大森日雅, 山下七海)
- シアワ星かわいい賛歌 / 金森まりあ (茜屋日海夏)
- 消えない / 赤い公園
- 天国への土産話 / 橋爪もも
- 黒い羊 / 欅坂46
- 何もしてあげられない / 22/7
Future Is Now! / スフィア
作詞・作曲:shilo
編曲:藤田よしひさ(ストリングスアレンジ:川本新)
アルバム「10s」収録
"Big smile, It's our life The super 10 years"
この曲については他で散々書いたしみんな読み飽きただろうからここでは書きません。
Returns / Poppin'Party (愛美, 大塚紗英, 西本りみ, 大橋彩香, 伊藤彩沙)
松範康(Elements Garden)
編曲:藤田淳平(Elements Garden)
シングル「Dreamers Go!/Returns」収録
"ありがとう… 心が震えだす歌 Returns"
バンドリ2期、この曲の存在で神のアニメになったと言っても過言じゃないと思っています。
バンドリ2期第12話「Returns」で、初披露の直前におたえが香澄と二人の時に最後のワンフレーズを追記したシーン、たったそれだけでバンドリ1期第5話「ドキドキしちゃった!」でおたえが言い放った『じゃあやって。私を震えさせて』の返答になってるの凄すぎません?当時は結局回収されなかったな、と思ってたけど、まさかこんな形で回収されるとは思っていませんでした。
で、ポピパの他の3人はそのことを知らないから、ライブでアウトロのギターが長くなってるのに気づいてふっと目線を上げるわけですよ。その場にいた他のバンドの人たちは最後に歌詞が追加されたことは気づきようもないけど、ポピパのメンバーだけに「最後の変化」が伝わる。こんなエモいことあります?
この曲の凄さ、なんならアニメでは描かれなかった、ポピパが捌けたあと舞台裏で『ちょっと最後の歌詞なに~?』みたいな会話をしている様子すら容易に想像できてしまうところで、真に「説得力」を持った曲っていうのはこういうことなんだなと感じました。
てか11話でこの曲をポピパのメンバーが聞いた時、真っ先に反応したのが香澄ではなく有咲だったのが本当に良かったですね。普段積極的ではない有咲が最初に反応することで、ただでさえヤバいイントロのピアノラインが意味わからんくらい感情をかき乱すものに変わるわけですよ。いくらなんでも最強すぎる。
こういうコンテンツ系楽曲の強みって単純な曲の強さだけじゃなくて、キャラやシナリオとの親和性の高さあってこそだと思うんですけど、2019年に音源化された曲の中ではこの曲が一番相乗効果で凄いことになっていたと思います。
secret melody [UPDATE] / 牧野由依
作詞:牧野由依
作・編曲:梅林太郎
アルバム「UP!!!!」収録
"When the melodies of my secret resounded, the ray of music wrap around my universe."
皆さんは曲を聞いてて死ぬ!って思ったことありますか?感情の話ではなくて物理的な方の話です。僕はこの曲のこのアレンジを最初に聞いた時に過呼吸を起こしかけました。
この曲を聞いている時の感覚、焦燥感と圧迫感を纏った音が空間中に満ちている状態といえばわかりやすいでしょうか。例えるなら、「音楽」という深海に無理やり沈められているというか、「音楽」という宇宙にいきなり放り出されたみたいな感じですね。
特にアウトロ1分の圧力が本当に凄くて、呼吸を許してくれるようなレベルではないのですが、最後の最後はピアノ一音であっけなく終わってしまう儚さを併せ持っているのが本当に恐ろしい。マジでなんなんだこの曲。
ちなみにこの曲、既存曲のsecret melodyという曲をライブでやってたアレンジを元にして新規収録した曲なんですが、前回やったライブではここから更にリアレンジしやがったのか更に強力になっていたので、ライブでこの曲来ると本当体が持たなくて困ってしまっています。
キミイロ / 堀江由衣
作詞:藤田咲
作曲:HaTo
編曲:ラムシーニ
アルバム「文学少女の歌集」収録
"幸せで染まる日々が好き"
今年一番ライブで化けた曲、予想だにしないところから出てきてしまいましたね。実はライブ行く前は最初文学少女の歌集から違う曲を選ぶつもりでいて、なんなら下書きも全部済んでいたはずなんですが、ライブを経たあとの評価が完全に一変してしまいました。これだからライブ行くのはやめらんねえ。
この曲やる前に「1曲まるまる踊ってもらいます」って言われた時はそんなことある?wwって思ったけど、いざ始まったら体感5秒で終わってしまうくらい楽しかったです。
スパイシー♪ホット*ケーキ!!! / NonSugar (田中美海, 大森日雅, 山下七海)
作詞:松井洋平
作・編曲:本多友紀(Arte Refact)
アルバム「プロミス! リズム! パラダイス!」収録
"女の子を甘く見ないで"
甘くないどころかとうとう辛い曲を出して来たノンシュガーさん。この曲が2019年に音源化した曲の中で最も多動できる曲だと思います。
シアワ星かわいい賛歌 / 金森まりあ (茜屋日海夏)
作詞:児玉雨子
作曲:michitomo
編曲:Koji Oba
"かわいい憲法だよ"
は?お前ら「かわいい憲法」をまだ履修してないとか本気で言ってます?このシアワ星に生きるシアワ星人は全員必須履修科目なんだが……。この『シアワ星かわいい賛歌』さえ聞いていれば、小鳥はさえずり、花は咲き乱れ、この世から戦争はなくなり、全人類が苦しみから開放され、森羅万象全てが平和になるので全生物今すぐ聞いてください。
#生まれる前からかわいい
#猫もシャクシもかわいい #かわいい元年
#月火水木かわいい #金土日なら超かわいい
#全人類みな平等にかわいい
#一富士二鷹三かわいい #五ゾウ六プに超かわいい
#この地球すごい丸いかわいい
# 全人類みなシアワ星人 #全宇宙みなシアワ星団
消えない / 赤い公園
作詞・作曲:津野米咲
シングル「消えない」収録
"沈むタイタン号 燃える人形町 声を荒げる水金地下木"
僕が今年聞いた曲の中で最もキャッチーなイントロがマジで最高でそこだけでも一生聞けるのに、1番終わり即2番Aメロ→2番サビいかずに間奏→3番の変則構成と歌詞の韻の気持ちよさでマジで再生する手が止まらん。
ちなみに2018年にボーカルが変わって初めて出した曲がこの曲なんですけど、現ボーカルが元アイドルネッサンスの石野理子でびっくりしたよね。この曲に声質がめちゃめちゃハマってて、それもついつい再生してしまう要因だと思います。
天国への土産話 / 橋爪もも
作詞・作・編曲:橋爪もも
アルバム「 本音とは醜くも尊い」収録
"覚悟を決めた瞳は美しい"
僕、推しの顔のパーツの中で目が一番好きなんですよ。
とまあそんなどうでもいいことは置いておいて、僕は推しに対して結構な頻度でキツめなことを言いがちで、それってなんでだろって思ったことがあるんですけど、それって僕の中の期待値の高さにあるんじゃね?って思ったことがあるんですよね。
でも推しを肯定するのってやっぱりファン側が一番にすることじゃないかなってこの曲を聞いた時に思ったんですよね。思考停止で盲信してる連中は嫌いですけど、僕自身も最近あんまり良い傾向じゃないなって思うことがあるので、自戒も込めて聞いてます。
黒い羊 / 欅坂46
作詞:秋元康
作・編曲:ナスカ
シングル「黒い羊」収録
"スマホには愛のない過去だけが残ってる"
アイドルの曲としてはどうなんだ?と思わなくもないけど、2019年にリリースされた曲においてこれよりインパクトがあったMVはありませんでした。
何もしてあげられない / 22/7
作詞:秋元康
作曲:池澤聡
編曲:古川貴浩
シングル「何もしてあげられない」収録
"傲慢に生きて来て ごめんなさい"
生まれてこなければ良かった。