バンドリ! ガールズバンドパーティ! Afterglow2章シナリオにおける三澤紗千香の演技という宿題と僕なりの回答
※本記事はガルパのAfterglow2章を全部読んだ前提、及びAfterglow関連シナリオ全て(イベントシナリオ、青葉モカ個人シナリオを含む)のネタバレを含んだものとなります。
というわけでガルパやったことない人とか、Afterglow興味ない人はなんのこっちゃって感じだと思いますが、それでも読んで頂けるなら下に書くあらすじと、貼っておくMVの曲の歌詞からなんとなく読み解いて貰えばと思います。(普通にプレイして二章まで読んでほしいけどなかなか道のり長いので…)
さて、Afterglow二章イベントのシナリオを読み終わった人、
青葉モカちゃんについてモヤモヤしていませんか?
僕はしています。
今回はそのモヤモヤを言語化するために書いていこうかなというのと、三澤紗千香さんがいずれ出すかもしれない「三澤紗千香さんがアフレコの時に込めた青葉モカちゃんの思い」と僕なりにシナリオを読み解いた答えを合わせるための記事です。
【Afterglow2章あらすじ】
『いつも通り』の日々を過ごすAfterglow。
ある日、モカ達は蘭の書いた新曲の歌詞の意味を理解できず、
些細なことから5人の関係に亀裂が入ってしまう。
これまで『いつも通り』眺めてきた夕焼けは、
今、彼女たちの目にどんな風に映っているのか――?
www.youtube.com歌詞がエモい!!!!(クソデカ大声)
今回、僕がこのAfterglow2章シナリオ読んでどこが最もモヤモヤしたかっていうと14話のモカちゃんがこれからの決意を独白するシーンなんですが、
セリフを音声ありで聞いた人はわかると思うんですけど、モカの独白のトーンがめちゃくちゃ物悲しいんですよ。そしてこのセリフ、どう考えても明るく前向きなものではないですよね。
本当に明るいエンディングならここのセリフは「蘭に追いつくために頑張る」みたいな感じだと思うんですけど、「せめてその背中は見失わないように。届かなくならないように」なんてもう隣にいるのは諦めたみたいなセリフじゃないですか。それから蘭の「え、泣いてる?」って問いかけを「んーん。あくび~」って誤魔化すところ、普通に誤魔化してるニュアンスがわかりやすい感じで聞こえるんですよね。後述しますが、青葉モカという女、とことん自分の内面を出さずに茶化して誤魔化すところがあるんですよ。
【第二章 15話 あたし達の見る空】
新しい「いつも通り」には蘭とモカが隣にいないの悲しすぎる。
【☆4美竹蘭 変わりゆく空 ずっとみんなと】
モカは隣にいることを諦めてしまったのに、蘭はモカが一緒にいると思ってるの、こんなのあるかよ…ってなりません?ここマジでモヤモヤしますね…。
ここからは2章シナリオを追いかけて色々考えていきます。
【第二章 3話 新曲完成?】
メンバーが歌詞がうまく理解できなかった場面のあとのシーン。青葉モカという女、察しはいいのに踏み込んでいけないんですよね。後述のシーンでも本人が言ってますが。
【第二章 7話 屋上より広い世界】
蘭が「私は変わらないほうが良かった!?」って激昂して出ていったあとたまたま公園で遭遇したシーン。
ここの「あ…ご、ごめん、あのね…」「ごめんね…」の演技、聞いてて吐くかと思うくらいやばいんすよ。自責の念バリバリすよ。踏み込めなかったが故に謝ることしか出来なくて、そんな自分が嫌な気持ちもあるんじゃないかなーって勝手に思ってます。
【第二章 8話 それぞれの思い】
下で以前同じようなことがあった第一章のシーンにも触れますけど、結局の所モカは気づいていてもうまくそれを伝えたり、踏み込んでいけないところが弱さなんでしょうね。基本茶化すことでしか本音を喋れないし、それが当たり前になってるが故にAfterglowのメンバーも本気に取らなくなってる部分もあると思います。特に対蘭に関してはそれが特に出てるような気がしますね。
【第一章 第十話 似た者同士】
第一章のあらすじは、大きいイベントの出場が決まったタイミングで蘭が父から「ごっご遊びならバンドをやめろ」と言われてしまったり、忙しさでつぐみが倒れたりとなんやかんやありながら乗り越えていく話なんですけど、バンドの全体を見てるっていう点だとモカとリサ姉はなんとなく立ち位置が似てるところありますね。リサ姉の説教、Roseliaのシナリオ読んでるとより刺さるものがある。
【第一章 11話 夕焼けの次の日は、晴れ】
この頃は本当に「隣にいる」んでよすね…。二人の世界じゃんこんなの…。
【第一章 14話 隣りにいるだけじゃ】
モカちゃん説教下手くそかよ~~~ほんと本気の自己表現が下手くそなんだよこの娘…。
【夕影、鮮明になって 2話】
青葉モカという女、茶化しながらならこういうこと言えちゃうけど、裏を返せば茶化さないとこういうこと言えないんですよね。
【夕影、鮮明になって 3話】
蘭としては近いからこそ相談できなかったってところですかね。蘭としてはモカが隣にいるだけで助けになってるんだろうけど、モカとしては二章終わったところまででも「何もできなかった」ってずっと思ってそうというか、二章終わった段階だと悪化してね?と思えてくるのがやばいところですね。
【夕影、鮮明になって エンディング】
モカちゃんは結局蘭が幸せならそれでいいと思ってそうだけど、蘭にとってはモカが一番最初に手を差し伸べてくれる認識なわけで、こういうところで永久にすれ違ってそうですよね。
【☆4モカ 受け止めたい思い ノートの代わりに】
こういうこと茶化して言うから蘭が本気に取らないんじゃないかなあ。
【☆4モカ 受け止めたい思い 昔、昔のお話…】
モカちゃん蘭のことマジで好きだよね…。ただ下に記載してる二章実装☆4シナリオでも読み取れますが、この時期のモカちゃんって基本背中を押す立ち位置なんですよね。
モカがこうやって蘭といること自体が蘭にとっては救いなんですよ。モカはそうは思ってないだろうけど…。
【☆3青葉モカ 幼馴染の意義 ケンカして仲直りして】
青葉モカに救われて欲しすぎる。
【☆4 青葉モカ 期待を超えるために モカのチラシ作り 前編】
青葉モカというキャラクターの本質が一番見えるのがこのシナリオなんじゃないかなって勝手に思ってます。モカはモカ自身の飄々としたイメージを崩したくないが故に頑張ってる姿を見せられないわけですよ。まあ結局これもかなり茶化して喋ってますけどね…。
【☆4 青葉モカ 隣りにいること タイミングは順番に】
「すごく、さみしかった」のトーンが悲しすぎてマジでやばいし、もうこのモカを救えるのはみんなより先に進んだ蘭しかいないんだから早く救済してやってくれ…。
【☆4 青葉モカ 隣りにいること 誰そ彼の景色】
以前は背中を押す側だったモカちゃんが今度は追いかける側になった。でも僕個人の思いとしては、今まで背中を押されて走るだけだった蘭が、今度は隣りにいることを諦めたモカちゃんに本気でぶつかって、引っ張り上げないといけないと思ってます。
蘭とモカちゃんは似てないようで二人とも本音をうまく出せないところとかそっくりなので、このクソ面倒くさい二人には真の意味で本音をぶつけ合って、また「隣」にいる関係に戻って欲しいと思ってます。というわけでブシロードはAfterglow三章を早く実装してくれ。
あとこれは余談なんですが、10月5日(金)26:30~のガルパラジオの回で、
三澤紗千香さんが勢い余って「エモエモのエモ」ってタイトルで作詞作曲してしまった
ということを暴露していたので、ブシロードにはなんとかキャラソン化して販売してほしいですね…。それこそが真の「正解」なんじゃないかなって思うので。
2019/11/15 追記
続きのシナリオが実装されたので、僕も続きを書きました。