コニ氏のブログを読むじゃんね!

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三澤紗千香さんに触発されて富士山に登ってきた話

この記事を開いた人で「三澤紗千香のDVDも観るじゃんね!  はじめての富士登山~富士山は山梨のものじゃんね~」を買ってない人はいないと思いますが、持ってなかったら今すぐ下のリンクから購入をお願いします。

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というダイレクトマーケティングはともかくとして、三澤紗千香さんが富士山に登ったので僕も登ることしにしました。まあ元々富士山に登ってみたかったってのはあったんですけど、メインの動機としては、三澤紗千香さんが富士山に登りきれるなんて思ってなかったのにDVD見てみたら登頂成功してたのでお詫びみたいな不純な動機です。

「2017年の7月に登りました」って話が「三澤紗千香のDVDも観るじゃんね!in高尾山」の公開録音(2017年9月30日開催)であったのに、その後あまりにもDVD化の話が出ないせいでこんなことまで言ってましたからね…。

 

高尾山のDVDはこちらになります

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三澤紗千香さんに興味がない人はヤマノススメ二期の富士山回でも思い出しながら読んでください。撮った写真の構図は全て適当です。

 

基本的には三澤さんが登ったルートと同じルートを辿るので、山梨側(富士スバルライン五合目→吉田ルート)からのスタート。スタート地点までは、富士山駅まで電車→富士山駅からバスのルートを選択。関東近県の人はバスタ新宿から富士スバルライン五合目まで直通のバス乗るのが一番ラクだと思うけど、適当に計画立てすぎてバスタ新宿発のバス予約できませんでした。

ちなみに初めて富士山登るにも関わらず一人で登りました。陰キャなので。とはいえ普通に友達がいる人は複数人で登ったほうがいいと思います。きちんと整備されている山とはいえ怪我や高山病のリスクはあるし、落石や滑落で死人が出ることもある山なので気をつけることに越したことはないと思います。一人だと何かあったら対処できなくなるので。ただまあ一人で登るとペース自由だし、適当なタイミングでその辺に座り込んで勝手に休んだりできるし、休憩の時間も適当に決められるのでそういう点では楽ですね。

 

富士スバルライン五合目到着10:06

 

 

 

高度順応も兼ねて五合目で飯と散策。だいたい1時間くらい五合目にいると高山病対策としていい感じらしいです。どうでもいいけど水がすげえ不味かったです。

 

五合目出発 10:57

 

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この看板無限に写真撮ってる人がいるので撮るの普通に待つ羽目になります。

 

 

 この富士登山にしか使えなさそうなTシャツの購入は下から(Mサイズは売り切れっぽい)

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五合目~六合目道中

 

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このあたりは意識してBPMの遅い曲を聞きながら登ってました。このあたりからペース上げてると後半絶対死ぬので。ただ後半あたりで激しめの曲聴くとテンション上がって疲れを忘れられるし楽しかったですね。

 

 

※下山時に確認したら違いました

 

12:16七合目到着

 

 

 大体1時間くらいで着くはずの六合目になかなか着かなくて、流石にスローペース過ぎたかなと思ってたら普通に気づかなかっただけなのアスペすぎましたね…。

 

13:53八合目到着

 

 

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三澤さんが泊まった宿は多分太子館で間違いないですね。ヤマノススメで楓とあおいが泊まったのもここ。

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 七合目~八合目はかなり岩場になってて登るのがきついし、頂上御来光狙いでここを追加するのはやりたくないですね。やっぱ山小屋の予約するなら八合目より上ってのは理にかなってるんだなと。

 

 木とか草とか生えてなくても蜂がむちゃくちゃ飛んでて、オレンジジャージの下と緑のTシャツみたいなカラフルな格好してたらめちゃくちゃまとわりつかれました。

 

宿チェックイン15:48

 泊まった宿の隣にあった神社。富士山に登るまで知らなかったのが、七合目より上は同じ合にあっても山小屋ごとに全然高さが違うということ。きちんと事前に予約かけるんだったら高さも参考にしたほうが良いと思います。

僕が泊まったのは元祖室って山小屋でしたが、山小屋一個超えると本八合目に突入するので、そこまで登るなら本八合目までいっちゃったほうが予約取りやすいし山頂アタックに余裕が生まれるので本八合目に泊まるのは全然アリだと思います。僕は一週間前のギリギリで予約したので八合目の山小屋はここしか空いてませんでした。

 

山小屋関係

 

 太陽光の写真好きだけど稜線で全然山頂方向じゃないです。

 

 

 両隣のおっさん二人共僕の寝袋のエリアに侵食してくるもんだから大変でした。あと朝5時くらいに起きて山登ってきたはずなのに眠気そのものがまったく来なかったです。完全消灯20:00。17:00から寝袋入って23:00くらいまでで3時間くらいは寝たのでまあまあですかね。

若干高山病っぽい頭痛が出てたので、高山病対策として予め持ってきていたバファリンAを服用して、なるべく呼吸を深くして寝たら起きた時には治ってました。

 

 朝飯用弁当は晩飯と同時に支給なので山頂アタック開始前に食いました。

 

23:31八合目出発

 山頂前の列に巻き込まれるのが嫌で早く出たんですけど、あまりにも早く出過ぎたのであと1時間くらいは遅く出ても良かったですね。山小屋の案内だと1時くらい出発が目安だって言ってました。

 

 「今夜は星が綺麗ね だからきっと届く!!」

 

23:47本八合目到着

 

 

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富士山ホテルがヤマノススメでここなとひなたが泊まったところですね。

 

本八合目~八号五勺

 これは天候に恵まれてて、なおかつ御来光アタックを早めにやるんだったらぜひやって欲しいんですけど、流石富士山の上の方だけあって見れる星の量が凄いです。

僕自身天の川を肉眼で見たのは初めてでしたし、山小屋の明かりもなく、また人が少ない時間だと登山者のライトの明かりもほとんどない真っ暗な空間で寝そべって星を見る贅沢感が半端じゃないのでやってる間満面の笑顔になってました。

 

00:12八合五勺到着

 

 twiccaであげるとたまに向き変わるのなんなんだ。

 

 スマフォのカメラでは夜間はさすがに大した写真撮れないですね。

 

 オタク根性が抜けない。

 

00:43九合目到着

 

 

 

 01:22頂上到達

 

 贖罪完了。ヘッドライトで照らして撮ってるからどうしても影ができちゃうのは許して欲しいところなのと、御来光の3時間も前に着くのは流石に早すぎたといったところ(この日の御来光は4:42)

 

 

 夜お鉢巡りするのはマジモンの自殺行為なのでやめましょう。120%どこかで滑落します。

 

 富士山頂で撮り溜めたアニメを見て暇つぶしするの、流石に僕くらいな気がする。

 

04:22御来光

 

 

 

 

 めちゃくちゃ早くついたので御来光を最前で見れるベンチを確保してたんですけど、雨具兼防寒具として持ってきてたスキーウェアを着てたにも関わらずクソ寒くて凍死するかと思いました。

動かないとどうしても体が冷えるので、御来光待機するならカイロ使うか頂上の自販機で温かい飲み物買うのは必須だと思います(家から適当に持ってきたカイロが使えなかった)

 ちなみに頂上で缶を買うと400円、ペットボトルは500円です。

 

写真に映ってる謎のキーホルダーはこちら

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#富士山麺stagram

 帰ってきてよく調べたら富士山頂にある3つの山小屋全てでラーメンが食えるみたいです。

 

05:30お鉢巡り(火口一周)

 

 

火口に落ちそうなところで写真撮ってる白人の女性がいつ落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしてました。

 

 時計回りで回ると最初にこれが来るのめちゃくちゃ怖いです。

 

剣ヶ峰(3776m地点)

 

 

 

 時計回りだと馬の背を登ることになりますが、ぶっちゃけこの坂登るのも相当きついですが下るのはマジでやりたくないなってレベルで急だし滑るし危ないので、時計回りでよかったなと思いました。ただ、柵を下りの人が使ってるタイミングだったので何もなしで登る羽目になってめちゃくちゃきつかったです。

冷静に考えると三澤は登頂したら余裕がなくなったとか言って剣ヶ峰には登っていないし、なんならめっちゃ序盤で疲れた帰りたいとか言ってた。

 

07:34下山開始

 

 吉田ルートの下山は6合目まで延々とジグザグに砂の道を下っていくだけなんですけど、飽きるし太ももと膝に負担かかるしそもそも疲れてるしでこれが一番精神を削られます。あと靴にめちゃくちゃ砂が入るので、余裕があったら足首につけられるカバーがあると良いかもしれないです。あと他の人が巻き上げる砂埃が凄いのでマスクは絶対あったほうがいいです。

 

08:16本八合目到着

 

 

08:34下江戸屋分岐(八合目)到着

 

 吉田ルートと須走ルートの分岐なので間違えると面倒くさいことになります。また、この先はスバルライン五合目まで飲み物が買えなくなるのと、七合目までトイレがないので気をつけたほうが良いです。

 

09:52七合目トイレ到着

途中尿意をこらえながら降りたので結構ペース上げたけど一時間半近くかかってしまった。

 

10:45登山道との合流地点到着

 

11:14下山終了

 

割とダラダラ降りても4時間はかからなかったですね。

 

下山後は温泉へ。吉田ルートだと河口湖付近のホテルの日帰り入浴か、河口湖駅or富士山駅からシャトルバス出てるふじやま温泉か、富士山駅から徒歩20分の泉水になるのかなと。今回はシャトルバスの時間が全然合わなかったので泉水を選択。

 

www.fuji-sensui.jp

 クーポン使うと700円で入浴できる上、ぬるま湯と水風呂でアイシングと疲労回復が無限にできるのでおすすめです。休憩スペース、アイスの自販機とお茶が飲み放題の給水器があって、併設のはなの舞で飯も食えるという至れり尽くせり仕様なのも有り難いですね。ちなみに富士スバルライン五合目でシャワーを浴びると4分1000円です。

 

総括

今回の富士登山はとにかく天候に恵まれたのがめちゃめちゃ良かったですね。雨に降られることもなく、御来光も星空もきちんと拝めたのはなかなか運が良かったなと思いました。特に雨降ると多分難易度がめちゃくちゃ上がるのでその点は凄く助かりました。反面紫外線にやられて日焼け止め塗り残した耳のてっぺんが水ぶくれになったので、これから登ろうと思ってる人はちゃんと日焼け止めを塗ったほうが良いと思います。

 ちなみに金剛杖の焼印ラリーはやりませんでした。コンプしようとすると棒合わせて5000円くらいかかるのと、登ってる途中で普通に邪魔だなってなりそうだったので。三澤もやってなかったし。登山用の杖も特に持っていきませんでした。実際登った感覚では登りの崖とかは間違いなく邪魔だなってなると思いますが、下りではあってもいいかもしれないなってくらいですかね。ちなみにトイレはチップ制でどこもだいたい2~300円なので小銭がいっぱいあったほうが良いと思います。

今回富士登山するにあたってきちんと揃えたのは靴(アウトレットで19000円のを9000円で買った)くらいで、あとは手持ちのスキーウェアとかインナーとかを流用しまくってました。実際五合目で最低限のものは全て借りられるので、その気になれば金にものを言わせて手ぶらで来て登ることもできます。

飲料はだいたい2Lを持ち込んで五合目から担いで行きましたが、単純にそれだけ重量が重くなるので金に糸目をつけないなら山小屋で買い足すのが体力的には楽じゃないかなって思います。行動食はゼリー飲料×4とちょっとしたお菓子で足りました。

三澤は登頂だけでヘロヘロになってましたが、僕としては去年やったTIF→スフィア仙台のほうが体に来たくらいなので思ったほどではなかったです。少なくとも二度と登るかってほどではなかったです。

 

 

 マジで外国人多すぎてビビるし写真撮影依頼されるのは陰キャには辛い。

 

 文化放送の回し者と化していた。